猛毒に中毒

タカへの内容の無い手紙

教えてくれた人

京セラでの単独カウコンまであと一週間を切った。

絶賛リハ中かな?


ずっとNEWSの単独カウコンをみる事は夢だった。やって欲しいお仕事のひとつだった。だから、あのメールを見た時は心臓が跳ね上がった。そして、これだけは行きたいと思った。EPCOTIAも味スタもそんな風には思わなかったのに。

増田さんを見たいという思いではなく、NEWSの一つの節目として、NEWSが一つ階段を上がる節目として見ておきたいと思った。

そして、増田さんの歌がどうこう言うような見方をする訳ではなく、純粋にNEWSを楽しむ事が出来ると思えたから行こうと思った。



以前の私はライブに行く時、増田さんの歌を評価しに行ってたんだと思う。それこそ発表会を見に行ってた。ライブを楽しむという事をしていなかった。それが自分を縛り苦しくなって増田さんから、NEWSから離れた。

その後、離れている間は他のグループやJr.を見に行っていた。


その時にあるJr.の人に出会った。


彼は自分たちアイドルの事を雑誌で

「エネルギーであって全てではない」

と言っていた。

更に「他に楽しいことを見つけて」と。

衝撃だった。それは私が今までしていた事を否定されたようで。増田さんに固執し、毎日の全てにしていた事を。

彼は自分のアイドル像を持っていてその信念を貫いていた。アイドルは「チャラチャラしていて楽そうでいい」と思われるのがいいと。「頑張ってないね、アイドルだから」と言い、「白鳥のようなアイドル」を目指すと宣言した。努力は見せないという信念。裏側を見せない増田さんに似てるなぁと思った。

彼は努力を見せないけれど、とても努力しているんだろうと思った。ライブに行くと「荒削りですが」と言っていた。努力して、尚、上を目指しているのが伺えた。

増田さんと違う所は、パフォーマンスにおいての自分のダメな部分も見せている。見せて認めて発言する。

そこはJr.の立場としての甘さなのかもしれないけど、単純に「ライブは生もの」というのを見せてもらった気がする。


Jr.の彼を見ているうちに、いろいろ気付かされた。増田さんに固執して全てにしているから苦しいんだ。少し力を抜こう。

評価して、努力を認ずにいないで、努力されているからこその良い部分を見つめよう。

そんな風に思えたから、NEWSのライブに行こうと思った。だから、アイドルとしての考えを教えてもらえた彼には感謝している。信念を持つ姿を尊敬しているので、応援していきたいと思う。

たとえ退所が発表されていても。

退所した後も応援しようと思う。

彼が次に選ぶステージを見届けるために。


こうして事務所を退所するという事に直面して、デビューするという事がどんなに大変で貴重な事かわかった。

テレビで歌って、CDをリリースして、ライブをして。どれもが当たり前ではなかった。

増田さんがよく言っていた「続けること」の意味を再確認した。



ライブで歌が聴ける

それも、今回は特別なステージ

そんな貴重な時間

心の底から楽しもうと思っています。


増田さん

楽しみにしているよ。